驚くべきレモンの効能
レモンに含まれている芳香成分リモネンは、リラックス作用や抗不安作用があるといわれています。
レモン果皮を原料とした精油は、アロマテラピーや香水・芳香製品などにも広く使われています。
交感神経を刺激することで頭をスッキリとリフレッシュをさせるので、ちょっと仕事で煮詰まっているときなどは、
レモンの香りを嗅ぐといいかもしれませんね。ついでに体内時計もリセットできますよ!
意外と知らないレモン(精油&果物)の効能は・・・
美肌をつくる
レモンの代表的な栄養素といえばビタミンC。ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、細胞の酸化による肌トラブルを予防します。
また、シミの原因となるメラニンの生成を抑えて美白効果をもたらしたり、コラーゲンの合成を助ける働きによって肌のハリを保ったり、と美容面で効果的な栄養素です。
免疫力を高める
ビタミンCには、活性酸素による細胞の老化減少や、免疫機能の低下を予防する効果もあります。
ビタミンCは通常、免疫機能を支える白血球に貯蔵されています。白血球は血液やリンパ液の中で、ウイルスや細菌を死滅させるように働いてくれるので、自己免疫力を高めることができます。
疲労回復を助ける
レモンのクエン酸含有量は、果物の中でもトップクラスを誇ります。その量は、みかんの約6倍、りんごの約300倍です。
クエン酸は疲労回復に効果的だといわれています。疲労は、活性酸素による酸化ストレスで細胞がダメージを受け、栄養素を取り入れたり、不要な老廃物を排出したりといった本来の仕事ができなくなることが原因です。
クエン酸は、抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑制する働きがあります。そのため、細胞の元気が保たれ、本来の仕事ができるようになることから、疲労回復に効果的なのです。
リラックス効果・ダイエット効果がある
レモンの皮に含まれる精油成分である「リモネン」。甘酸っぱくて爽やかな香りがあります。
リモネンの香りには、リラックス効果に加えて、交感神経を活性させて血流を良くする効果があります。
またアロマセラピーでは、レモンを含めた柑橘系の精油がダイエット目的で使用されることがあります。これはリモネンが交感神経を活性化させることで、脂肪を分解する働きがあります。
骨を丈夫にする
骨を丈夫にする上で欠かせないカルシウムですが、体内に吸収されづらい成分で吸収率は約40%です。
レモンに多く含まれるクエン酸には、「キレート作用」というカルシウムを溶けやすい形にする作用があり、カルシウムの吸収をサポートしてくれます。
日常生活で疲労感を感じたら、レモンを取り入れてみるのもいいかもしれませんね!